ヒノデノサケビ

70’sの映画や音楽を中心に

2021-01-01から1年間の記事一覧

藤田敏八監督映画音楽のプレイリスト(2)

(前回のつづき) 8.「バージンブルース」野坂昭如 映画化の前から野坂昭如さんの歌は良く聞いていました。「終末のタンゴ」好きでした。そしてこの「バージンブルース」~ジンジンジンジン血がジンジン梅も桜もほころびて~飲み会の余興に歌ったこともあり…

藤田敏八監督映画音楽のプレイリスト(1)

「赤い鳥逃げた?」サントラLPの想い出 1973年、初めて「赤い鳥逃げた?」を見たあと、レコード店でサントラ盤LPを見つけました。少ない小遣いをはたいて買おうと思ったのだけれど、市川崑監督の「股旅」(1973年4月公開)のサントラ盤を同じコーナーで…

「秋吉久美子 調書」を読む

藤田敏八ファン=秋吉久美子ファン、必読 面白い! いわゆるタレント本と呼ばれる私生活やオフショットが売りの本ではなく、映画女優「秋吉久美子」の出演作品についてのロングインタビューです。(Amzonのレビューでは、写真が小さいなどというタレント本と…

沢田研二ソロ活動50周年~「リボルバー」

日本映画専門チャンネルに登録してしまった 今年はジュリーこと沢田研二さんのソロ活動50周年だそうです。スカパーの日本映画専門チャンネルで特集があり、藤田敏八監督最後の映画「リボルバー」(1988年10月)も放映されるので、「リボルバー」見たさに思わ…

豚肉の焼き鳥で「赤ちょうちん」を思う

鳥電感 先日、日テレの「秘密のケンミンSHOW極」で埼玉県東松山市では、やきとりは鶏肉ではなく豚肉が常識という話をしていましたが、これを聞いて映画「赤ちょうちん」(1974年3月公開)を思い出しました。 同棲を始めた政行(高岡健二)と幸枝(秋吉久美子…

表現者はプラカードを担いではいけない

大林宣彦監督「最後の講義」 昨年(2020年)4月10日、肺がんで余命宣告を受けながら「花筐/HANAGATAMI」「海辺の映画館」の長編映画2作品を完成させた真の映画監督、大林宣彦監督が亡くなった事はまだ強く記憶に残っています。 最後の情熱をふりしぼり映画…

単行本「俳優 原田芳雄」を読む

原田芳雄さんの生誕80年に発売された本 原田芳雄さんが2011年に亡くなってからもう10年経ちました。「赤い鳥逃げた?」が生涯ベスト1の私にとって、憧れだった人達が過去の人となり、何の情報も発信されることが無くなることは寂しいものです。 そんな中で…

カントク、海へ(藤田敏八監督の自然葬)

図書館検索で意外な本がヒットした リタイヤしてから、地元の図書館を利用することも多くなりました。映画関連書籍の棚で藤田敏八監督に関する書籍を探すのですが見当たりません。 しかし、蔵書検索で「藤田敏八」を検索したところ、2冊だけヒットしました…

藤田敏八監督に関するネット記事

・Wikipediaの間違い 誰もが先ずWikipediaを調べますが、"藤田敏八”の項目では、概要部分に次のような間違いがあります。 > 『配偶者 過去にあり(4人目が赤座美代子)』 本文中では、 >『女優の赤座美代子との結婚生活を晩年に解消し、4度目の結婚をして…

はじめまして

・はじめまして サラリーマンをリタイヤして2年ちょっと、昔(1970年代)の映画や音楽を観たり聴いたり一人で懐かしんでいましたが、記憶もあやふやで、思い違いもたくさんあることに気づきました。 ブログに記録することで記憶の確認や修正ができるかな、…